フラを踊るときに流れるハワイアンミュージック。のんびりとした雰囲気と、南国の明るさを感じさせるメロディーは聞いているだけでも癒されますよね。
そんなハワイアンミュージックですが、どのような楽器を使って演奏しているのかご存知ですか?

フラを習っていても、使っている楽器まではわからない…という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ハワイアンミュージックで使用される楽器やハワイの伝統楽器について解説していきます。

ハワイアンミュージックの特徴

一口にハワイアンミュージックといっても、その種類はさまざま。伝統的なハワイの民族音楽や、欧米など他国の音楽要素が入っている音楽、フラのための音楽など多様な種類があり、人によってもハワイアンミュージックの解釈は変わります。

また、曲調についても、癒し系のゆったりとした曲だけではなくアップテンポで元気な曲もあります。色々な種類があるハワイアンミュージックですが、どの曲にも共通することは、暖かさや優しさ、大らかな雰囲気を感じられるということでしょう。

ハワイアンミュージックで使われる楽器

ここからは、ハワイアンミュージックでよく使用されている楽器をご紹介していきます。

ウクレレ

ハワイの楽器と聞いて、真っ先に思い浮かべるのはウクレレではないでしょうか。ウクレレは小型のギターのような楽器で、ハワイアンミュージックによく使用されます。軽快で可愛らしい音色が特徴です。

サイズが小さく扱いやすいので、初心者の人でも簡単に弾くことができます。
ウクレレにはハワイ語で「飛び跳ねるノミ」という意味があり、ウクレレを奏でるときの指の動きが跳ねているノミのように見えたことから、そう呼ばれるようになったそうです。

スチールギター

スチールギターは、ギターを横に倒したような見た目の楽器で、ハワイアンミュージックではメロディーを担当することが多いです。弦の数は6〜12弦まであり、エレキタイプとアコースティックタイプがあります。

スチールギターの音は優しく滑らかなことが特徴です。楽器の名前は知らなくても、音色を聞けば多くの人が「聞いたことがある!」と思うはず。
スチールギター奏者が減ったことからハワイのバンドではあまり使われなくなっているそうですが、日本人にとってはウクレレに並んでハワイを感じさせてくれる音色かもしれません。

スラックキーギター

スラックキーギターは楽器の名前ではなく、ハワイアン独自のチューニングと奏法のことを指します。そのため、ギターはエレキギターでもアコースティックギターでも問題はありません。

スラックキーギターは、ゆるくのんびりとした音の響きが特徴。スラックには「緩める」という意味があり、その名の通り弦を緩めてチューニングを行います。チューニングや弾き方は人によっても異なり、基本的に自由な演奏スタイルのようです。

ビブラフォン

ビブラフォンは鉄琴の一種で、鍵盤の下のファンが回転することによって音を響かせる楽器です。音板打楽器のなかでは最も新しく、音の幅が広いことから曲に厚みを持たせる役割を持っています。
楽器未経験の人でも比較的扱いやすい楽器のようです。

ハワイアンミュージックの代表的な楽器をご紹介しましたが、この他にもベースやキーボード、ドラム、パーカッションなども使用します。これらの楽器を使用して、ハワイアンミュージック独特の音楽が演奏されているのです。

フラで使われるハワイの伝統楽器

フラで使われるハワイの伝統楽器

ウクレレなどを使用したハワイアンミュージックの他に、ハワイの伝統楽器で演奏する音楽があります。フラでよく使用される楽器は、ヒョウタンで作られた打楽器「イプ」や「イプヘケ」、ココヤシの木から作られたドラムの「パフ・フラ」、竹を使用したスティック「プイリ」、マラカスのような楽器「ウリウリ」などです。

どれも自然の素材を活かしたシンプルな楽器で、一般的な楽器に比べて値段も安価になっています。フラの教室によっては、自分たちで楽器を手作りするところもあるそうですよ。自分で作った楽器は愛着がわきますし、フラを踊るのがより楽しくなるかもしれませんね。

まとめ

ハワイアンミュージックでよく使用される楽器をご紹介しましたが、知らない楽器があったという方も多かったのではないでしょうか。

ハワイアンミュージックや演奏に使用される楽器は、さまざまな音楽スタイルの影響を受けて時代とともに変化してきました。スチールギターなども現代では奏者が減少しているので、今後もまた使用される楽器に変化があるのかもしれませんね。

優しくのんびりとしたハワイアンミュージックは、癒しと心地よさを与えてくれる素敵な音楽。毎日の仕事や家事、子育てなどで疲れている方は、ハワイアンミュージックを聞いて癒されてみてはいかがですか。