コラム

フラダンスを習っている方なら、発表会やイベントなど人前で踊る機会が出てくるでしょう。みんなでお揃いの衣装を着て、綺麗にメイクをすれば気分も盛り上がりますよね。
フラダンスは年齢やダンスの経験に関係なく気軽に始められますが、ステージにたつとなれば、周りのみんなよりも見劣りしないように衣装やメイクはバッチリ仕上げたいですよね。バレエや宝塚の舞台では、独特でとても美しいメイクをしているのが印象的ですが、フラダンスのステージはではどのようなメイクをすれば良いのでしょうか?

濃すぎる?!メイク

日常生活や通勤のときなどにもメイクをしていますよね。しかし、フラダンスのステージの際にはいつもと同じようなメイクを丁寧にしていても印象のないお顔になってしまいます。照明があたるような舞台の場合は、「濃すぎる」くらいのメイクでちょうど良いです。照明の強さやステージから客席の後ろのお客様までの距離を考えると自分の顔が濃すぎる?!と感じるぐらいで大丈夫です。また、室内の会場ではなく照明の強くない野外のステージなどで踊ることもあるかもしれませんが、その際もメイクは濃い目に仕上げると良いでしょう。
舞台映えするメイクのポイントは、下地とアイメイクをしっかり行うことです。

ファンデーションはステージ用のものを

ステージに立つときに使用するファンデーションは、普段使いのものではなくステージ用の油性のものがおすすめです。ステージ用のものは、強い照明が当たっても地肌が透けず綺麗に見えます。ステージ用のファンデーションにも色味はいくつかありますが、少し赤みがかったものが良いでしょう。普段のメイクのときは自分の肌の色に合わせてファンデーションを選ぶと思いますが、ステージの場合は出演者同士で同じ色味のものを使用することも多いです。ステージ用のファンデーションは、デパートの化粧品売り場やドラッグストアではなく、ステージ用メイクの専門店かダンス用品店で購入できます。慣れないと、厚塗りすることに抵抗があるかもしれませんが、ステージ用のファンデーションを塗るときはムラにならないようにしっかりと塗ることがポイントです。

アイメイクは濃くはっきりと

アイメイクは濃くはっきりと

続いて、重要になってくるのがアイメイクです。アイメイクのポイントは、アイシャドウを濃い目に塗ることとつけまつげをうまくつけることです。

アイシャドウ

ステージ用のアイメイクは「濃く」塗ります。塗る面積も広めに、眉毛の下あたりまで広げて塗っても大丈夫です。色味は決まっていないので、衣装の色などに合わせて出演する皆さんと合わせると良いでしょう。目の形は人それぞれで、一重か二重かによってもアイシャドウの塗り方は違ってきます。自分の目の形にあった塗り方で、他の皆さんと同じような仕上がりになるように気をつけましょう。
濃い色のアイシャドウを濃く塗ると、時間とともに目の下におちて黒くなってしまいクマのようになってしまうことがあります。そのような場合は、アイメイクをする前にルースパウダーを使用してみましょう。目の下やほほの上に軽く押さえつけるようにパウダーをのせるだけで防ぐことができます。少し粉っぽくなっても大丈夫です。

つけまつげ

最近では普段のメイクでつけまつげをしている方もいらっしゃいますが、経験が少ないとつけまつげをつけることは難しいかもしれません。また、ステージ用は普段使いよりもボリュームがあるので、きれいな位置についていないと違和感が出てしまいます。買ったばかりのものは少し硬く、目の長さよりも長いことがあるので、あらかじめ自分の目に合わせてカットしておきましょう。つけるときのポイントは、つけまつげの毛先が自然に上向きになるようにすることです。目をつぶった状態でつけるので、開けてみたら…まつ毛だけ異常に上を向きすぎてしまったり、下に向きすぎて視界の邪魔になってしまったりしてしまうことがあります。また、左右のつけまつげの角度が違ってしまうと不自然な顔になってしまいます。自分の目に似合うように、そしてつけまつげの効果が発揮できるような角度につけましょう。

必要なメイク道具は?

フラダンスのステージの時でも基本的には普段のメイク用品と大きな違いはありません。ただ、ステージ用のメイク用品は照明があたってもきれいに発色するように作られているので、濃く塗っても舞台で見るとナチュラルで美しく見えます。つけまつげは100円ショップなどでも売っていますが、ステージ用のものがあるのでどのくらいのボリュームが必要なのか確認してみると良いですね。
初めてステージに出る場合は、わからないことだらけで何を買ったら良いのか悩んでしまうかもしれません。そんな時は、まずお教室の先輩や先生に聞いてみましょう。舞台用のメイク用品は安くはないので、アイシャドウの色やオススメのファンデーションなど聞いてみてから購入を考えると安心ですね。

当日は慌てずに!

ただでさえ緊張する本番にメイクに手こずることは避けたいですよね。本番前に何度か練習して、当日は余裕のある状態で迎えましょう。特にアイメイクはいつもと違う部分になるので自然に仕上がるようにしておくと良いですね。

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