エクササイズ動画を見ながら筋トレや有酸素運動を行なっているとき、エクササイズ名から動きのイメージができずにテンポが遅れてしまった…という経験はありませんか?エクササイズ名には英語が使われていることが多いので、英単語の意味がわからないとなかなか覚えにくいですよね。
そこで今回は、YouTubeなどのエクササイズ動画でよく耳にする英単語の意味を調べてみました。
体・筋肉の部位の英単語
エクササイズ名には「体の部位+動作」といったつけ方をされていることがあるので、まずは体や筋肉に関する英単語から覚えるのがおすすめです。
パーム:手のひら
アーム:腕
レッグ:脚
ヒップ:尻
ヒール:かかと
ネック:首
ショルダー:肩
バック:背中(後ろに動くことを指す場合もある)
スパイン:背骨
ニー:膝
トライセプス:上腕三頭筋
ラット:広背筋(広背筋を意味する「latissimus dorsi」の略)
ハムストリングス:太ももの裏側にある3つの筋肉の総称
インナーマッスル:体の奥深くにある筋肉
動作・状態の英単語とエクササイズ名
続いて、動作や状態をあらわす英単語と関連するエクササイズ名をご紹介していきます。人によって呼び方は多少変わるとは思いますが、英単語の意味を知っていれば動きのイメージがしやすくなるので、ぜひ覚えてみてください。
スクワット:しゃがむこと
基本のスクワットは「ノーマルスタンススクワット」とも呼ばれています。ノーマルスタンススクワットより足幅を広げて行うのが「ワイドスタンススクワット」で、前後に脚を開くのは「スプリットスクワット」です。
ランジ:突き出すこと
「フロントランジ」は片脚を前に出し、腰を落としてから戻る動きで、太ももやお尻などを鍛えることができます。反対に「バックランジ」は、片脚を後ろに引いて行うエクササイズです。
レイズ:持ち上げること
「フロントレイズ」は、ダンベルなどを持って行うトレーニングで、三角筋を鍛えたいときなどに行います。腕を伸ばして肩の高さまでゆっくりとダンベルを持ち上げたあと、またゆっくりとダンベルを下ろすという動作を繰り返します。
プローン:うつ伏せの
「プローンレッグレイズ」は、うつ伏せになって片脚ずつ持ち上げるエクササイズです。脊柱起立筋やお尻の筋肉を鍛えることができます。
クランチ:腹筋運動
「クランチ」は、仰向けの状態で両膝を90度に曲げて上げ、ゆっくりと上体を起こして戻す腹筋運動です。クランチには他にも、膝をタッチする「ニータッチクランチ」や、かかとにタッチする「ヒールタッチクランチ」、椅子などを使用して行う「チェアクランチ」など、さまざまな種類があります。
プッシュアップ:腕立て伏せ
「プッシュアップ」は、大胸筋や上腕三頭筋を鍛える基本の腕立て伏せのことです。膝をついた状態で行う腕立て伏せは「ニーオングラウンドプッシュアップ」と呼ばれています。
リフト:持ち上げること
仰向けの状態でお尻を上げ下げする「ヒップリフト」では、お尻や腰回りを鍛えることができます。「レッグアップリフト」は、仰向けになり脚を上げた状態でお尻の上げ下げを繰り返すエクササイズです。
カール:曲げること
「パームカール」は、ダンベルなどを使わずに上腕二頭筋を鍛えるトレーニングで、手の平を重ねた状態で両腕を押し合う動作をします。
プランク:体幹トレーニング(日本語訳で厚板)
「フロントブリッジ」とも呼ばれています。両ひじを床につけ、両脚を後ろに伸ばして腰を浮かし、そのままキープする体幹トレーニングです。横を向いた状態で行う「サイドプランク(サイドブリッジ)」や、ハイプランク(肘を伸ばした状態)の姿勢でジャンプをしながら両脚を開いたり閉じたりする「プランクジャック」などもあります。
「スパインプランク」は他と少し違い、上向きになって行うプランクです。脚を伸ばした状態で座り、そのままお尻を上げて肩から脚までのラインを一直線にします。この状態をキープすることで背面全体の筋肉を鍛えることができます。
オルタネイト:交互に
「オルタネイトヒールタッチ」は、仰向けの状態で両膝を立て、上体を起こして交互にくるぶし(またはかかと)をタッチするエクササイズです。
ドローイン:引っ込めること
お腹をへこましたり膨らませたりを繰り返す体幹トレーニングです。
シットアップ:寝た姿勢から起き上がること
「ツイストシットアップ」は、仰向けの状態で脚を曲げ、ひねりながら上体を起こしていく腹筋運動です。
バーピージャンプ:有酸素運動と筋トレ両方の要素を持つ全身運動
立つ、スクワット、腕立て伏せ、ジャンプといった動作を一連で行うエクササイズです。
まとめ
エクササイズ名によってはカタカナがずらっと並んでいるものがあるので、聞き慣れていないと「何をしたらいいのかな…」と迷ってしまいますよね。英単語を少し覚えておくと、どのような動きか大体わかるようになるので、エクササイズ動画をよく見るという方は参考にしてみてください。