キュッと引き締まったくびれがあると、体にメリハリができてスタイルが良く見えます。ダイエット中の方や、スタイルアップを目指している方にとって、綺麗なくびれは憧れですよね。しかし、なかには努力をしてもなかなかくびれができない方もいるでしょう。そのような方は、くびれができにくい習慣が身についてしまっているのかもしれません。
そこでこの記事では、くびれができにくい習慣や改善方法についてご紹介していきます。良くない習慣を見直し、美しいボディラインをつくりましょう。
くびれがある人とない人の違いはなに?
特別なトレーニングをしていなくても綺麗なくびれがある人もいれば、標準体型なのにくびれがない人もいます。このような、くびれがある人とない人の違いはどこにあるのでしょうか?
まず挙げられる理由は、骨格の違いです。くびれができる位置は肋骨と骨盤の間にありますが、この肋骨と骨盤の間隔が広いとくびれができやすく、狭いとくびれができにくくなるといわれています。「骨格の問題ならくびれは諦めるしかないの?」と思う方もいるかもしれませんが、猫背などの悪い姿勢が原因で骨格がずれてしまっている場合は、姿勢を改善することでくびれができることも考えられます。
次に挙げられるのは、運動不足や筋力不足です。運動不足で体に脂肪がついていたり、背中や腰回りの筋力が弱っていたりすると、メリハリのある体はなかなかつくれません。やはり、普段体を動かす機会が少ない人よりも、運動を定期的に行ない、しっかり筋肉がついている人のほうが綺麗なくびれができやすくなります。
また、姿勢の悪さや筋力不足からくる骨盤の歪み、内臓下垂なども、くびれができにくくなる原因の一つです。生まれつきの骨格によりくびれができにくい人もいますが、このような生活習慣が原因となっている人も多いため、諦めずに習慣を改善していくことが大切です。
くびれができにくい習慣
「太っているわけではないのにくびれがない…」という方は、毎日の習慣が原因となっているかもしれません。まずは日々の行動を振り返ってみましょう。
猫背
猫背は、背中や肩が丸まり、首が前に出ているような状態です。この状態がくせになると、徐々に肋骨下部が広がり、内臓が下へ押し下げられるといわれています。そして内臓がウエスト部分まで落ちることでウエストが太くなり、くびれのないボディラインができてしまうのです。また、猫背がくせになっていると、血流が悪くなって代謝が落ちたり、体が疲れやすくなったりなど、さまざまなデメリットがあります。
反り腰
猫背と同じように、反り腰も体に負担をかける姿勢です。反り腰は、お尻が後ろに突き出て、下腹部が前に出ている状態なので、太っていなくてもポッコリとお腹が出てしまいます。また、腰が反った状態を続けると、お腹やお尻などの筋肉が弱くなり、筋肉のバランスが崩れるともいわれています。
運動不足
運動不足や偏った食生活をしていると、筋肉量が減り基礎代謝も低下するため、脂肪が落ちにくくなります。お腹周りに脂肪がつくと体のメリハリもなくなるので、くびれをつくるのも難しくなるでしょう。
姿勢を正すことから始めよう!
綺麗なくびれをつくるには、まず正しい姿勢を身につけることが大切です。なぜなら、胸郭(胸周辺にある骨格)が下へ落ちてくるのは、姿勢が大きく関わっているといわれているからです。
猫背などの悪い姿勢を続けていると、背骨のS字カーブが崩れてきます。背骨のS字カーブには、約5㎏もある頭蓋骨の重さを分散させるなどの役割があります。しかし、そのS字カーブが悪い姿勢によって崩れてしまうと、体にかかる衝撃をうまく吸収することができなくなるそうです。その結果、体のバランスが崩れ、背中や肩、首などが圧迫されて胸郭が前に傾いて下垂します。そして、胸郭が下垂することで内臓も下垂し、くびれができるスペースがなくなってしまうのです。
悪い姿勢がくせになっている方は、美容や健康のためにも、まず背筋を伸ばすことから始めてみてください。正しい姿勢で胸郭を引き上げ、くびれができやすい体をつくりましょう。
運動をするならタヒチアンダンスがおすすめ
綺麗なくびれをつくるには、定期的な運動も欠かせません。しかし、運動習慣がない方にとって、筋トレやランニングなどを続けるのは少しハードルが高いですよね。そのような方には、タヒチアンダンスがおすすめです。
タヒチアンダンスでは、背筋を伸ばした状態で腰を落とし、前後左右に大きく腰をまわす動きをします。運動量が多いため、くびれができやすくなるだけでなく、体全体の引き締めにも効果的です。また、頭から足先までまっすぐになるように立つのが基本なので、姿勢の改善にもつながります。
タヒチアンダンスは運動の習慣がない方でも始めやすいですし、仲間と一緒に踊るので楽しみながら続けられますよ。
毎日の習慣を改善し、美しいボディラインを目指しましょう。